「教わっていないのでできません」は禁句!成長を妨げ、仕事に悪影響! 

「教えてもらってないからわからない」

そんな部下の言葉にイラっとしますよね。

或いは、部下の立場で

「聞いてないからわからない」

そんなふうに上司や経営者に
つきはなされたらどうでしょう?

これまたイラっとしますよね。

自分から情報を求め、
行動することは大事です。

「教えてもらってないからわからない」は禁句にし、
自ら学び、成長する機会にしていきましょう

★ポイント
「教わってないからできません」は禁句!

目次

この発想を禁句にしませんか?仕事で成長できません(小学生の授業で思わされたこと)

 「せんせー、
この漢字、教わってないよ〜」

小学生の方に文章の書き方を
お伝えしていると、
「困った」事が起きます。

作文の授業の中で板書をしていると

 「せんせー、
この漢字、教わってないよ〜」

と言ってくる生徒さんがいるのです。

小学生って、学年ごとに
勉強する漢字が決まっています。

でも、作文の授業をしていると、
1つ上の学年で学ぶ漢字を
ホワイトボードに板書することがあります。

その度に
「この漢字、教わってないんだけど」
と言われます。

私、このセリフ、
あまり好きじゃないんです。

何故かと言うと
例えば「小学4年生の漢字」というものは
社会には存在しないからです。

当然、難しすぎる漢字を小学生に使うのは
かわいそうですが、
「頑張ったら読める」「頑張ったら書ける」
レベルの漢字なら使ってもいいと思うのですよね。

だいたい、小学生にとって
「難しい漢字が書ける」のって
うれしいことだと思うからです。

ちなみに「愛」という漢字は
小学校4年生で学びます。

この「愛」という漢字を
うっかりホワイトボードに書いていると、
小学校3年生から
「その漢字、学んでないです」
と怒られます。

でも、本人は「読める」んですよね。

「読めるなら、いいじゃん」
と思ってしまいます。

ベテランの小学校の先生は
漢字を見るだけで
「これは○年生で学ぶ漢字」
と一発で見抜けます。

そのため、違う学年の授業をする場合、
「いまは5年生の授業だから
 この漢字はひらがなで書こう」
と意識できるそうです。

…ホント、すごいと思います。

でも、ですね。

この配慮って、
本当に必要なのかな
と思ってしまいます。

社会に出たら、
わからないことだらけです。
だからいつまでも
「教わってないからわかりません」
だと、あなたの成長はとまってしまいます。

「教わってないからわかりません」
という小学校からの教育によって
とても大きなものを失っているような気がします。

社会に出たら「教わっていない」は通用しない!仕事で成長するためには?

社会に出たら
読めない漢字・書けない漢字が
山のように出てきます。

「五百旗頭」さんという
「読めない名字」の人と出会います。

(いおきべ、さんです)

そのときにも「なんとかする」「なんとかできる」のが
本当の「学力」だと思います。

無論、私の授業でやたら漢字を使っているわけではないですが、
「習っていない漢字」を見て

 「せんせー、
この漢字、学んでないよ〜」

というのはあまり良くないことではないかと思います。

何故かと言うと、
まさにこの態度が
「自分で勉強しなくなる」
きっかけとなるからです。

「教えてもらっていないから、
できません」

新入社員がこういうセリフを言っていたら
どう思います?

ちょっとイラッとしませんか?

場合によっては、
教えていない側も問題ですが、
「わからないことがあるので、
  ○○について教えてもらえませんか?」
と聞きに行かない新入社員の側にも問題があります。

私も「教えてもらっていないからできません」
というのは「禁句」にすべきだと思います。

こういうセリフを言う人で
仕事ができる人を見たことがありません。

「せんせー、
この漢字、教わってないよ〜」

このセリフを言う生徒の未来に、

「教えてもらっていないから、
できません」

という新入社員の姿が重なります。

あなたは大丈夫でしょうか?

「教えてもらってないからわからない」は、仕事で成長できません!上司や経営者も要注意

これ、実は新入社員だけでなく
上司や経営者にも当てはまるセリフです。

「報告がない」
「そんな話は聞いていない」

そんな上司や社長の言葉に
イラッとしたことはないでしょうか?

あなたが部下を持つ上司であったり、
会社を経営するトップであるなら

  「あの〇〇の件、どうなっている?」

と聞いていく努力も必要だろうと思います。

もちろん、
必要に応じて、
進捗をしっかり報告させる社員教育は必要です。

ですが、
自分から聞きにいく姿勢も
大切なことです。

大事なのは
「教えてもらっていないから」
「聞いていないから」
という言い訳を、どれだけ減らせるかです。

この言い訳を減らすだけで
主体的に物事に取り組めるようになります。

その結果、
仕事の効率も上がりますし、
自分から聞いていくようにすれば
仕事も楽しくなるのです。

今日のポイント
・・・・・・・・・・・・・・・・
「教えてもらっていない」から、
「できません」「わかりません」を禁句にしよう。
わからないことは自分から聞く勇気を持とう!
・・・・・・・・・・・・・・・・  

「教えてもらうのを待つ」のではなく、
自分で聞きに行く姿勢が
大切です。

ではまた!

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